プロローグ(ストーリー 1/6)
プロローグセラータ
くっそー、お父様め……!
あれほど人前でセラたんと
呼ぶなと言ったのに……!
あれほど人前でセラたんと
呼ぶなと言ったのに……!
セラータの背後に等身大の鏡が置かれている。
セラータ
む? なんだこれは……
おっ! 良い事を思いついたぞ!
この鏡をピカピカに
磨いてやろう!
この悪魔らしからぬリサイクル
精神。 お父様に思い知らせて
やるのだ! フハハ!
おっ! 良い事を思いついたぞ!
この鏡をピカピカに
磨いてやろう!
この悪魔らしからぬリサイクル
精神。 お父様に思い知らせて
やるのだ! フハハ!
きゅっ……きゅっ……
きゅっ……
セラータ
フハハハ!
キレイにしてやったぞ!
まるで、静かな湖面のようだ。
キレイにしてやったぞ!
まるで、静かな湖面のようだ。
???
オメエ、でっけぇピュア
してるな! 気に入ったぞ!
してるな! 気に入ったぞ!
セラータ
誰だ!
鏡の中から、一匹の悪魔がセラータの目の前に現れる。
セラータ
な、なんだ、オマエは……!?
ペオルタン
オレはペオルタン。
オメエみたいなピュアな
奴を探してるのさ。
父親に逆らうために、
善いことをする悪魔……
オメエ、とんでもねえ
ピュアな反抗期してるぜ。
オメエみたいなピュアな
奴を探してるのさ。
父親に逆らうために、
善いことをする悪魔……
オメエ、とんでもねえ
ピュアな反抗期してるぜ。
セラータ
フンッ……ワタシは
お父様が嫌いなだけだ。
お父様が嫌いなだけだ。
ペオルタン
へへへ、自覚もねえのかよ。
たまんねえなそのピュアさ……
どうだ、オメエ、
アイドルやらねえか?
たまんねえなそのピュアさ……
どうだ、オメエ、
アイドルやらねえか?
セラータ
……アイドル?
ペオルタン
まっ、とりあえず
向こうへ連れてってやるぞ!
向こうへ連れてってやるぞ!
セラータ
お、おい! 何をする!?
おわーーーっ!
おわーーーっ!
【scene1 アイドル、始動】ストーリー
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プロローグ(1/6)
ピュアすぎる反抗期(2/6)
慈悲という名のピュア(3/6)
ピュアな出会い(4/6)
ピュアな情熱(5/6)
天使と悪魔のピュア芝居(6/6)